厚生労働省へ陳情に行ってまいりました。
陳情へご参加されたステークホルダー、団体組織
順天堂大学 教授 高橋和久 先生
東北大学 教授 黒澤一 先生
前橋赤十字病院 部長 堀江健夫 先生
霧ヶ丘つだ病院 院長 津田徹 先生
J-BREATH
一般社団法人日本呼吸器学会
一般社団法人日本呼吸ケア・リハビリテーション学会
一期一会


陳情の内容については詳しく公開いたしませんが、一期一会としては以下を患者の立場として訴えてきました。
拘束性換気障害である間質性肺炎の患者における、障害認定の厳しさは判定項目が閉塞性換気障害に(COPD)となっており、間質性肺炎の判断としては十分とは言えない。よって一秒率だけではなく肺活量を、血ガスだけでなく6分間歩行の項目でも評価してほしい。
6分間歩行については自らの検査データを提示してその理解を求めました。
指さしで頷くきながら隣の方と何やら話す人、興味無さそうな方、様々でした。
対し、厚生労働省の技官たちは事前に提出していた陳情書に目を通し、回答者を決めた形でした。
「この点については如何でしょうか?」
に対して担当者が回答する形です。技官全員が回答するわけではありませんでしたが、一様にみな若手でありともすると軽視されているんじゃないかと思う事もあります。
でも、今後の日本の医療を先導するのは今若い彼らそのものなので、陳情とはいかなるものか、そして患者の声を実際に聞くという事は重要だと、そこは配慮に感謝したところです。
何もかもとは言いませんが、ほぼ全容を網羅している上級技官よりも、後学のために参加させるというのは良い試みです。テンプレ回答がばかりだったのでがっかりなのですが、今後の彼らの考えに少しでも患者を想う気持ちが増えてくれればいいな、そういう試みをしているんだな、と思えたのが収穫でした。
因みに厚労省はセキュリティカードが無くても会議室までは行けますが、地下のお蕎麦屋さんや最上階のレストランで食事を済ませる時はカードはあったほうがいいでしょう。受付済ませればOKですが、何時からどこで何の用事かを必ず聞かれますので、単に食事したいでは入れませんのでご注意ください。
